社長のブログ

2022/10/06 12:01

冬至を前後とした今の時期は日の出は遅く、日没が早い、一年で一番昼間の短い季節となっています。毎朝の愛犬との10キロも5時半ではまだ真っ暗、隠元橋での気温は氷点下1度と表示されています。
過去にもこんな記事を書いたことを思い出して調べてみると、なるほど2010年12月25日のこの記事に隠元橋について詳しく記述しています。日付も全く同じで驚きました。
宇治川に沿って下り、観月橋、桃山南口とやってきて、ようやく朝陽が昇りはじめました。ピンと冷え渡った空気の中に昇る朝陽の美しさに感動しました。

因みに朝陽といえば、宇治の代表的な品種のひとつに「アサヒ」があります。
独特のフルーツ用の香気を持つ碾茶(抹茶の原料)の優良品種で、宇治在来種の中から平野甚之丞氏が選抜しました。また、面白いことには茶の先人に感謝して茶を献じる儀式「宇治茶まつり」においては、献茶用の濃茶には伝統的に表千家お献茶と折には朝陽と書いて「チョウヨウ」が用いられています。(裏千家お献茶の際は宇茗「ウミョウ」)

※2012年12月25日分再掲載