社長のブログ

2022/10/12 15:28


一番茶と二番茶の合間をぬって、宇治茶の生産者10名と共に九州の某茶園を訪れてきました。このメンバーは幣社と生産者が共同設置している勉強会の方達。伝統ある宇治茶産業の更なる発展を目指してワーキンググループを結成、勉強会を続けています。今回は一番茶と二番茶の合間をぬっての研修会です。一部農家さんは予想以上に早い二番茶のために二番茶中の研修となりました。

それぞれがすでに名の通った精鋭集団ですが、自分達の経営とはまた違う訪問先から学ぼうと意欲的に取組んだ2日間となりました。同じ山岳地帯でも大地の広がる九州南部と急な傾斜の多い京都では栽培方法も、また目指す茶作りも全く異なります。しかし、異なるからこそ互いに学べる部分があるとも言え、非常に有効であったと考えています。 ここ数年使い古された表現ですが、「より安心安全でそしてうまいお茶」これを届けるため、松北園は生産農家と一体となり努力を続けてまいります。

※2015年6月19日分再掲載