社長のブログ

2022/10/12 12:13

出張でドイツに行ってきました
私の世代にとってのドイツは冷戦の象徴としてのかつての国家分断
それに続くベルリンの壁崩壊とその後のEU形成にまで続く今日の繁栄が
イメージされます。羽田から飛行機で11時間。フランクフルトを経由して
訪れた最初の街は北ドイツの港町ハンブルグ。エルベ川を河口から100kmほど内陸にある港湾都市です。


市の中心部に立地する写真の市庁舎に象徴される美しい歴史有る街で、港の周辺には美しい赤レンガの倉庫街が広がり、今回の訪問先はその一角にある伝統ある茶の卸商です。

余り知られていませんがハンブルグはヨーロッパにおけるお茶の集積地でもあります。この倉庫街にある数軒の茶の卸商が西ヨーロッパ全体の60%を超える茶をある茶を扱い、世界中から集まった茶がハンブルグを通って流通しているそうです。今回、私が訪れた茶商はその中でも特に品質の高い茶を扱うことで有名な店であり、中国茶やインドのお茶の特級の品の数々には驚かされるばかりでした。

同社の拝見場にて持ち込んだサンプルと他社のサンプルを比較テイスティング。拝見が始まると社内から担当社長以外のテイスター達も現れて喧々諤々。茶のテイスティングは古今東西どこも同じ。有意義な時間となりました。

※2015年2月24日分再掲載