社長のブログ

2022/10/12 12:10


今年の冬は寒い毎日が続いていますね。例年にない降雪量となっている地域も多いようです。どうぞ、暖かいお茶で暖を取って健やかにお過ごし下さい。

と、言うものの、日本茶は低温域での抽出による旨みを楽しむことが主流で、湯冷ましや水出しといった言葉ばかりが飛び交っています。しかし、こんな冬の朝には暖かいお茶が欲しくなります。しかし、冷めた道具でお茶をいれると、ポットの100℃近いお湯もあっという間に60℃以下に。これでは、お茶の楽しみも半減するというもの。

写真は今朝、弊社の「花薫る焙じ茶 風花 ふうか」を淹れたときのもの。大ぶりの急須で大容量のマグカップに抽出しました。ポイントは先ず、マグカップと急須を熱湯で暖めること。そうして、茶葉を抽出している間は急須を手ぬぐいで覆いました。ティーコージーは紅茶でよく使われる道具ですが、抽出した紅茶を保温するだけではなく、紅茶を抽出している間(蒸らすは間違った表現だと思います)も湯温度を下げないために使われます。そうして注ぎだす直前にマグの湯を捨てれば、熱いお茶が楽しめます。  お試しください。



※2015年2月4日分再掲載