社長のブログ

2022/10/12 12:01

11月26日北野天満宮にて御茶壷奉献祭が行われました。この祭は天正15年10月1日豊臣秀吉公が北野天満官御神前にて自ら点茶し奉献、千利休らをして北野松原にて催した「北野大茶湯」に由来し、12月1日の「献茶祭」に先立ち、その際に使用される抹茶の原料てん茶を御神前に奉献します。宇治茶の産地各所より茶壷に詰められた茶が奉献されます。




北野天満宮の広大な敷地にはご覧のような見事な紅葉と八棟造と呼ばれる雄大な本殿が配置され、厳かな儀式に身の引き締まる思いでございました。



松北園の納めた木幡の壷を先頭に御茶壷行列が本殿に届けられます。口切りに際しては「口切りの儀。一の壷、木幡」の言葉とともに弊社により詰めさせて頂いた茶壷が口切られます。これほど多数の茶壷が並ぶ壮観な景色は他の御献茶祭では観ることが出来ず、豊臣秀吉の時代より400年余りの歴史があります。

※2014年11月27日分再掲載