社長のブログ

2022/10/12 11:18

昨年より少し遅れて本日4月26日、JA全農京都茶市場において、2014年度産宇治新茶の初取引が行われました。朝、起床後自宅前茶畑の様子を観察に出て驚きました。連日お伝えしている通り茶畑そのものは順調に育っています。ところがその茶畑を覆う側幕のすぐ横で牡丹桜が撓わに花を咲かせています。また、すぐその横では別の品種の木に既にこれほどのサクランボの結実がみられます。ここ数日京都は夏日が続いていますが、少し遅れてやってきた春はそのまま居座っているかの様。お茶が盛期に向かう一方で晩生といはいえ、桜が満開。そしてその横ではサクランボが結実。このような経験はあまりありません。

初市の会場ではやはり昨年より3割ほど少ない上場数量。肝心のお茶の品質ですが、平年と比べると上下格差が大きいように感じました。全体的にはさえみどり品種の品質がいいと感じましたので、やはり少し遅れた春も、これから一挙に初夏へと向かっていくのかも知れません。摘採が遅れて、品質を劣化させぬよう生産者も不眠不休の生産期となる予感がします。何はともあれ、始まりました。これから約2ヶ月。がんばりたいと思います。

本日の落札は6点。特にサエミドリはやはり人気で、少し少ない落札となりました。また、がんばっていきたいと思います。

※2014年4月26日分再掲載