社長のブログ

2022/10/12 11:09

出張で栃木にやってきました。関西に住んでいると一番馴染みのない土地の一つが北関東であるかもしれません。駅をおりて今日の宿泊地に向かっていると旧街道沿いに江戸時代からタイムスリップしたような一角に出くわしました。



こ栃木は豪商の街とも呼ばれ、古くからの商家がそのままに残っている地域があり、蔵のある街とも呼ばれるようです。ご覧のように旧街道に沿って様々な文化遺産が残されています。

初夏に向かうこの時期、川沿いにたつ蔵の景色にも川面いっぱいの鯉のぼりの吹き流しが彩りを添えています。
朝食後に街を散策してみると江戸時代からの遺産だけでなく、もう少し後大正から昭和初期の建物も多く建っているいることに気づきました。

御覧のような古いオフィスビルや

この病院はまるで有島武郎の世界のようです。

そうしてそこから少し離れた場所におおきなクスノキがそびえ立っていることに気づきました。古い街には必ずこのような大木のクスノキがある社や屋敷があるように思います。京都より少し寒い土地と思いますが、クスノキは色を鮮やかにかえてきています。毎年書いていますが、クスノキの色が一番鮮やかに発色するころがお茶の季節の始まり。明日には静岡でお茶の初取引が行われます。宇治は4月26日。いよいよ、新茶です!

※2014年4月22日分再掲載