社長のブログ

2022/10/06 11:46



お茶という産業は歴史が古く、世界のどこに行っても、巨大企業よりも家族の中で世代を超えて伝承されていくファミリービジネスの形態が多いようです。わたくしどもの取引先も、苗字を冠した企業が多く、複数の世代にわたってお付き合いすることが多くあります。昨日もそんな一軒、ニューヨークにある得意先から「孫の世代」の茶商が来日、宇治茶の産地を案内しました。この茶商のおじいさまとお父様とは私も仕事での付き合いが長く、茶匠として教えられたことも多く尊敬しているのですが、「孫の世代」とのお付き合いとなったわけです。こんなところも、お茶という伝統産業の魅力なのかもしれません。

※2012年11月6日分再掲載