社長のブログ

2022/10/06 11:12

土曜日の昨日は煎茶二番茶の入札販売会が行われました。和束町や加茂町はこれで大方が片付き、南山城村の煎茶が一週間というところでしょうか。そして最近はスイーツの原料となる二番てん茶が丁度ピークに差し掛かっています。

そこで入札終了後、和束町の茶畑を廻って来ました。和束町は木津川に注ぎ込む和束川の流れに沿った谷に立地する町です。その両側にある里山の斜面に人々の家屋と茶畑が拡がっています。町の中心、和束川に立って山を見渡すと石寺、白栖、原山は未だ覆いのかかる畑は10%ほど、てん茶農家の多い釜塚などで30%と意外と少なく見えます。しかし、実際に細い林道を通って表から見えない部分をくまなく廻ると、特に釜塚はまだ摘採されていない畑の方が多い位です。この分ですと、あと一週間はしっかりとピークが続くものと思われます。てん茶工場ではあふれんばかりの生芽の洪水です!

それにしてもこれ程山の中の急斜面に茶畑が広がっていることを誰が想像するでしょうか!また、このような条件で作る苦労とだからこそ実現出来る深いコクと貴い香りに想いを馳せながらの視察となりました。和束町の畑は以下のGoogleアースのリンクからどうぞ。リンク先を拡大スクロールして下さい。等高線のように見えるのが全て茶畑です!

※2012年7月15日分再掲載