社長のブログ

2022/10/05 15:01

今朝の宇治地方は氷点下に冷え込み、自宅前の松北園自園茶畑もご覧の様に霜がびっしりと降りていました。ご存じの通り、新茶直前の霜は茶葉にダメージを与える恐ろしい自然現象ですが、冬のこの時期にビシッと霜の降りるような寒暖の差が大きな地域にお茶の栽培地は広がっています。冬の厳しさが春に向けて耐え忍び、暖かになると一気に芽を吹き出す力を蓄えさせる、そんなところでしょうか。寒暖の差の大きい場所で育った茶は香気に富み、旨い茶が多いと感じます。

こんな日は煎茶も熱めの温度でいただきたくなるもの。まるで湯冷ましだけがお茶の正しい入れ方であるかのように語られますがそんなことは有りません。
こんな風にhttps://www.ujicha.com/knowledge/casual.html質のいい渋味を楽しむのも煎茶の楽しみ。茶葉が開き過ぎないようにサッと熱い温度で煎れるのがコツです。是非お試しください!

※2011年12月24日分再掲載