社長のブログ

2022/09/20 17:06

3日間降り続けた雨は「今年のお茶は水気が足りない」と文句を言い続けた茶商をあざ笑うかの様にお茶を成長させました。「大きくなった」「膨らんだ」と言う見かたもある一方で、最盛期の爽やかさと旨味と円やかな渋味を際立たせたように感じます。

愛犬との散歩で宇治川までやってくると、写真の通り、堤防決壊まで3mまで迫り、堤防内側の道路を完全に水没させています。

自園の茶畑の覆いの中を覗いてみるとご覧の通り、被覆が効き始め、茶葉(ちゃよう)を葉薄くさせ、光り輝かせています。松北園自園のひとつ、檜尾はまだまだ幼木で、今年は煎茶で採りました。「マレ物」といってもよい、宇治市産の煎茶です。

本日、JA京都茶市場において、第8回の入札販売会が行われました。上場数量はようやく19,701キロが上場されました。茶商の関心は高く、審査の列が前に進むのが明らかにいつもより遅く感じられました。味、香りを確かめる目は真剣そのもの。落札結果も「ばらけ」だったと思います。来週早々には宇治新茶のg@1500円を出荷出来ると思います。

※2011年5月14日分再掲載