社長のブログ

2022/09/15 15:46

松北園は現在「基本に立ち返ろう」を合言葉に色々な角度から自社の商品や仕事を見直しています。
そんな取り組みのひとつに「茶道具」の見直しがあります。
本日はそのひとつ、「保存に適した茶筒」をご紹介申し上げたいと思います。

写真の茶筒は鉄製の茶筒2種(赤、黒)と銅製の茶筒です。
お茶は脱酸素した上で冷凍(若しくは冷蔵)すれば、かなりの期間保存することができます(数年単位で)

しかし、一端封を切られたお茶を冷凍や冷蔵することはデメリットの方が多いです。
まず、冷蔵庫内の他の食品の香が移りやすいことがあります。
また、外気温との差が大きいので、冷蔵、冷凍庫からお茶を取り出して外気にふれさせると、外気中の湿気を一気に吸い取ってしまうのです。
ですので、一端封を切ったお茶はなるべく空気を追い出して、常温で外気から遮断した密閉された容器の中で保存し、長くとも1カ月位で飲みきってしまうのが美味しくお茶を頂くコツとなります。

そこで、弊社ではそんな視点からオリジナル茶筒を製作しました。
鉄製のものは板の厚さを通常の倍にすることによって、特に外気温から遮断されるように工夫しています。
また、銅製のものはもとからこれらの保存条件に適した道具として有名ですが、銅製茶筒のクラフトマン、開化堂さんとコラボレーションして使いやすいオリジナルサイズとしました。両商品とも間もなく店頭に登場します。改めてのご案内を今しばらくお待ちください。

※2011年4月28日分再掲載

オリジナル茶缶 赤・黒をお求めの方はこちらから
※銅製のものは現在販売を休止しております(2022年現在)