社長のブログ

2022/09/15 15:39

本年度の京都府の茶の樹の萌芽宣言が昨日発表されました。


萌芽宣言は京都府茶業研究所の圃場にある特定区域のやぶきた種の茶の芽が一定以上、芽吹いた時をもって宣言する目安の様なものです。
過去のブログ記事を辿って、萌芽宣言の日とその年に和束町にある松北園の契約農家(路地栽培では最も摘採開始の早い1軒です)が1番茶の製造を開始した日を比較してみました。

年度     萌芽宣言     農家での製造日
平成22年  3月31日    5月1日
平成21年  4月2日     4月29日
平成20年  4月4日     4月27日
平成19年  4月4日     5月1日

以上から読みとれるのは、要は肝心なのはここから先の気候であるということです。昨年ほど早いスタートを切っても4月の序盤から中盤に大きく冷え込んで、結局は平年並みのスタートとなっています。日本全土で最も早いスタートとなる鹿児島もようやく本日あたりからようやく摘み取りが始まるというニュースが聞こえ始めたところです。今後も順次、新茶の進捗状況をお知らせしてまいります。本年も宜しくお願い申し上げます。

※2011年4月8日分再掲載