2022/09/15 14:34
大きな寒気団が南下して日本列島を覆っている上に晴れ渡り、放射冷却が起こった今朝は、こちら宇治でも氷点下1℃まで冷え込みました。
愛犬とともに山科川に出てみると、草むらには霜が降り、水溜りは氷結して凍っています。11キロの散歩で暖まったと思った身体も少しすると直ぐに冷え切ってしまいます。
こんな朝はマグカップに熱湯で煎れた煎茶を頂きます。
コツはいつもより少しだけ多めの茶葉(ちゃよう)を急須に入れて、ポットからマグカップ半分程度のお湯を直接注いで、時間を置かず直ぐに一煎目を抽出します。
続いて更に同量程度のお湯を注いで「2煎目でやっと茶葉が開き始めるようなイメージ」でお茶を抽出します。
そうするとホットでなお且つ旨味と「良好な渋味」の混在した煎茶を楽しむことが出来ます。
我々、茶業関係者は無難に「美味しく飲むには湯冷ましを」と言いますが、渋味を楽しむのもお茶の楽しみです。是非、お試しください。
※2010年12月17日分再掲載