2022/09/12 12:08
お茶の農家の製茶期間中に様子を伺いに訪れることを「製茶見舞い」といいます。私は基本的に「農家は畑の専門職、自分は仕入以降の専門職であるべき」との考えで、余り農家の製茶時期には邪魔をしないようにしていますが、それでも4月から7月の製茶時期に5,6回は何軒かの農家を訪れます。
昨日は宇治田原地区の篤農家を訪れてきました。訪れたのは夕刻でしたが工場前には写真のように生葉の山。短期集中的になってきて、品質の劣化を恐れて一気に摘採を進められたようです。想像はしていましたが、ここまでの集中ぶりはすごいですし、また流石に「畑のプロ」、品質を優先して、徹夜覚悟の製造に入られていることに脱帽です。
「なかなか春から順調な天候に恵まれてますね」と逆説的な労いの言葉をかけると、「本当、まいるわ」といつもは明るく、自信のあるご主人が、ほんの一瞬、少し本音を洩らされました。でも、その場で飲ませていただいた茶はどれも、しっかりとした旨みのある玉露。弊社向けの品はもう少し先に製造される品種ですが、きっとすばらしいものとなることでしょう。
昨日は宇治田原地区の篤農家を訪れてきました。訪れたのは夕刻でしたが工場前には写真のように生葉の山。短期集中的になってきて、品質の劣化を恐れて一気に摘採を進められたようです。想像はしていましたが、ここまでの集中ぶりはすごいですし、また流石に「畑のプロ」、品質を優先して、徹夜覚悟の製造に入られていることに脱帽です。
「なかなか春から順調な天候に恵まれてますね」と逆説的な労いの言葉をかけると、「本当、まいるわ」といつもは明るく、自信のあるご主人が、ほんの一瞬、少し本音を洩らされました。でも、その場で飲ませていただいた茶はどれも、しっかりとした旨みのある玉露。弊社向けの品はもう少し先に製造される品種ですが、きっとすばらしいものとなることでしょう。
※2010年5月23日分再掲載