社長のブログ

2022/09/12 12:07

そのまま読んで「なかやま」、茶製造の最盛期のことを指します。
春先の天候不順で、例年とは少し違ったパターンの製造となっていますが、
玉露やかぶせ茶、てん茶の製造も一斉に始まり、煎茶は明日が大量上場の
第一回目となりますので、まさにこれから一週間が中山となります。

ここ数日は玉露の審査をする回数が増えています。松北園の自園製の「ごこう」も「さみどり」もすばらしい品質に仕上がっていました。また、珍しい京都市産の玉露も入荷してまいりました。宇治市白川、京田辺の玉露もすでに入荷しておりますので、玉露としては遅場産地となる宇治田原、両丹地域の玉露が入荷し出すであろう今週は多忙を極めることと思います。

さて、そんな本日は約50トンのお茶が京都茶市場に上場され、弊社も約6000キロの落札となりました。和束産は品質も安定し良かったと思います。また、北部京都の京丹後より煎茶が上場され、弊社も「興味津津」で落札。新入の産地ですので、まだ加工も「不器用な」感じですが、なかなか「いいお茶」だと感じています。これからが楽しみです。


※2010年5月18日分再掲載