2022/09/08 17:20
本日、京都府農林水産技術センター 茶業研究所より茶の萌芽が宣言されました「萌芽宣言」
「萌芽宣言」とは京都府茶業研究所にある指定茶園の指定区域のやぶきた種の茶樹を調査して、全芽のうち70%の新芽が包葉の約2倍の長さに達した時期をもって宣言されます。昨年と比較して3日早く、平年と比較して1週間早い宣言となりました。
しかしながら産地より得ている情報では早生品種がここ最近の冷え込みで遅れておりますので、実際の摘み採りは早生系が昨年より遅くなってのスタートを切り、後ろの産地ほど早くなるという典型的な「短期集中」となると予想されます。
鹿児島新茶についても同様の様な報告を受けておりますので、本土物については後1週間くらいかかると思います。昨年の京都が萌芽宣言した日のブログを見てみますと、その日に鹿児島の本土もの1号が入荷していますが、本日現在鹿児島市場には上場がありませんので、鹿児島も遅れてのスタートということです。いよいよ、新茶の時期が近づいてまりりました。本年度も何卒よろしくお願い申し上げます。
※2010年3月31日分再掲載