2022/09/08 15:27
本日、久しぶりの土曜休日で、家族と古くからの友人がプロデュースしたライヴに出掛けてきました。

四人の天才的リズム奏者、ピアニスト、ボーカルが一同に会したステージはまさに圧巻。
アーティスティックでアバンギャルドなのに、あそこまで感動したのは、彼らの一人一人がそれぞれの分野で卓越した基礎技術に支えられたアーティスト集団であるから。
そして、それを演出したのが豊富なグローバル経験とまた美術分野で博士課程に国費留学するほどの基礎を持ち、そして何よりも、その温かくまじめで、偉そばらない人柄のダニエルローゼンである

自らもRock'n Rokuroで舞台を演出するダニエル
ある時はコピーライター、
ある時はyoutubeで世界的に有名になったアート集団 輪派絵師団のメンバー、
ある時は前衛的陶芸家、そしてある時は前衛的舞台芸術家。
さて、感動して脱力した帰る道すがら、車窓に流れる夜景をながめながら
「僕の一番身近でアーティスティックなことと言えばお茶の鑑定か。」と考えていた。
「僕の一番身近でアーティスティックなことと言えばお茶の鑑定か。」と考えていた。
業界の大先輩が仰った。
「お茶を鑑定することはまず何よりも括弧たる鑑定する技術、経験が必要である。そしてそれ以上にその人の生き様そのものが問われる」
なるほど、今感動したばかりの舞台と自分の生業が繋がった。明日から、また、真面目に自分の仕事に取り組みたいと思う。
そして私は心でお茶を鑑定したい。(少し大きく出すぎですね 笑)
※2009年6月14日分再掲載