社長のブログ

2022/09/07 16:43

京都茶市場は本日休み明け、先週に引き続き76トンの大量上場と
なりました。玉露、冠せも大量に上場され京都府北部に位置する
綾部市、舞鶴市などの「両丹茶」が上場されはじめました。

両丹茶は余りなじみのあるお茶ではないかも知れませんが、
とにかく香りがいいのが特徴です。普段は玉露、てん茶が多く、
ハサミの中では、常に平均単価高く取引されています。

本日はその産地から珍しく700キロ近い煎茶が上場されました。
一つ一つ試験してみると、なんとも言えない、さわやかな香りが。
土地のなせるわざかも知れませんが、それ以上にそれを作る人たちの
「素朴さ」を感じとれる、そんなお茶に感じました。

本日の弊社の煎茶の落札は10トン程度。一番茶の主だった仕入はこれにて
終了した感じですが、これからは玉露とてん茶の仕入れが中心となっていく
と思います。本日も何点か玉露の入荷がありました。後、一か月、一番茶
はまだまだです。


※2009年5月19日分再掲載