2022/09/06 16:41
William H. Ukersという方が世界中の茶産地を旅して廻り、研究を重ねて1935年に出版された「All about Tea(お茶のことすべて)」という本があります。Ukersはthe Tea and Coffee Trade Journalの編集者であり、オーナーでもあったわけですが、1000ページを超えるまさに「お茶のことすべて」が記された本であり、茶や喫茶文化の研究者には知らない人がいない、まさにバイブル的な本と言えます。
写真はその中でも当時の日本の製茶業についての解説のページにある写真です。松北園と同じ木幡にある製茶企業の社長で、日本インストラクター協会のリーダーのひとりでもある桑原秀樹氏に「松北園さん、All about Teaに写真載ってるよ」と教えてもらい、2冊の本を手に入れたのが、私とこの本の出会いでした。
Ukersが取材に弊園を訪れたことは「外人さん*が見学に来た」程度のことしか伝わっておりませんが、80年の時を経て自園の写真を見ると、歴史の重みに背筋の伸びる思いがします。
*外人という言葉は私自身は使わないようにしています。
「外国人」と「○○人」と正しく呼びましょう。
写真はその中でも当時の日本の製茶業についての解説のページにある写真です。松北園と同じ木幡にある製茶企業の社長で、日本インストラクター協会のリーダーのひとりでもある桑原秀樹氏に「松北園さん、All about Teaに写真載ってるよ」と教えてもらい、2冊の本を手に入れたのが、私とこの本の出会いでした。
Ukersが取材に弊園を訪れたことは「外人さん*が見学に来た」程度のことしか伝わっておりませんが、80年の時を経て自園の写真を見ると、歴史の重みに背筋の伸びる思いがします。
*外人という言葉は私自身は使わないようにしています。
「外国人」と「○○人」と正しく呼びましょう。
※2008年2月28日分再掲載