2022/09/06 15:32
2番茶の生産が本格化してきています。
鹿児島や静岡はほぼ終盤ですが、宇治はこれからです。
2番茶というと下級品とのイメージがありますが、「渋くないとお茶じゃない」とされる嗜好の地域もあるわけで、決していい加減なものではありません。
そもそも、甘ければよいのであれば、アミノ酸にお湯をかけて飲めばよいのであって、味とはそんな単純なものではないはずです。
本日の上場数量は20トン強、弊社の落札は3トン程度でした。京都のお茶の特徴はその強い香りにあるといいますが、2番茶は特にその傾向が強いように感じます。葉肉が厚く、太~い和束のお茶ですが、他の産地にはない強い香気が感じられます。
また、これから1ヶ月余りにわたって「高い安い」の毎日です。
※2007年6月23日分再掲載