2022/09/06 15:23
宇治市白川地区の契約農家より玉露の1号が入荷しました。
品種は「さみどり」。例年よりやや大型であるものの、色乗りも良く、香り高く、そして覆いが効いていて、強い甘みを感じることが出来ました。
今年は春のような1~2月、一転して冬のような3月、気温の上がりきらない4月と天候不順に悩まされましたが、ここにきて、先週の大雨とその後のはっきりとした照り付けで、一気に「本頃のお茶」になってきたようです。
煎茶はこれ以上温度が上がると硬葉(コワバ)になって、品質が劣化しますが、覆いを施すてん茶(抹茶原料)や玉露は覆いが効いて、甘味が乗ってきます。今年の覆い下茶は楽しみです。
静岡も大方終了し、鹿児島ではそろそろ、種子島から2番茶が入荷しはじめる季節。京都、奈良、滋賀はこれからが1番茶の本番です。
※2007年5月14日分再掲載